Excelをそのままシステムに置き換えると、不要な項目や複雑な手順まで残る場合があります。開発前に、今の入力・転記・確認を整理しましょう。
誰が、いつ、何を入力するかを書く
使っているファイルごとに、入力する人、入力のタイミング、確認する人、情報を渡す先を記録します。担当者だけが知っている計算や判断も確認します。
同じ情報を入力している場所を探す
ユースケース:一度入力した日報を、複数の集計に使う
課題
日報の作業時間を売上表と給与計算の表にも入力しており、転記ミスと訂正の手間が発生している。
解決策
項目名、単位、集計方法をそろえ、日報を入力元とする。確認済みのデータを各集計へ渡す仕組みと、訂正する場所を決める。
改善後(想定)
同じ作業時間を各表へ入力し直す必要がなくなる。訂正時も入力元と各集計を確認する手順がそろい、担当者ごとの修正漏れを防ぐ運用にできる。
先にシステム化する作業を選ぶ
利用頻度、作業時間、転記ミス、関わる人数を確認します。まず入力と確認を改善し、他のシステムとの連携は後から追加する方法もあります。
既存ツールの修正やクラウドサービスで対応できるかも比較してください。
開発前に、運用と費用を確認する
入力、確認、修正の担当を決め、試作画面で実際の作業を試します。データ移行、閲覧権限、バックアップ、保守を含めて、本番で使う範囲と費用を確認します。
相談時は、現在のExcelと帳票、減らしたい作業、希望時期と予算を用意してください。
ユースケースは課題・解決策・改善後を示す架空の例で、実際の導入実績ではありません。情報確認日:2026年10月4日。
